ツールボックス「高度なブロック」>「入出力端子」>「その他」にあるパルスブロックの使い方を紹介します。


パルスとは


「パルス」という言葉は、英語で「脈拍」「鼓動」といった意味の言葉です。

電気の世界では、図のように電気の「オン」「オフ」の組み合わせのことを意味して、パルスを使って情報を送ったり機械をコントロールしています。



micro:bitでは、パルス出力によって(電圧の「オン」「オフ」を高速に出力して)外部デバイスをコントロールしたり、外部センサーから入力されたパルス信号(電圧の「オン」「オフ」)を調べることができます。



ブロック

知りたいブロックをクリックしてください。


「端子 P0 に 正パルス が入力されたとき」

micro:bitでは、「正パルス」「負パルス」の入力を調べることができます。
センサーの値が「0 → 1 → 0」と変化したとき「正パルス」、「1 → 0 → 1」と変化したとき「負パルス」が入力されたと判断します。




負パルスの入力を調べたいときは、「正パルス」部分をクリックして表示されるメニューから「負パルス」を選びます。


「正パルス」「負パルス」ではブロックが実行されるタイミングが異なります。作りたいプログラムによっては、どちらを使っても問題ない場合があります。



こちらのプログラムは、端子P1に入力されたセンサーの値が「0 → 1 → 0」と変化したとき、「ド」の音が短く鳴るプログラムです。



プログラムURL:https://makecode.microbit.org/_cahX71eabWtM
※こちら画面のプログラムをMakeCodeで開く方法はチュートリアルを確認してください。

フォトリフレクターが手元にある人は、センサーの前で手を動かして音がなるかどうか確かめてみましょう。