赤外線LED
赤外線という、私たち人間の目には見えない光を発光するLEDです。赤外線センサーを使って光を検知します。 | |
スイッチエデュケーションでは、2つの商品を取り扱っています。 ① 赤外線発光器セット(商品ページ) 電源が入っている間ずっと赤外線LEDを発光するモジュールセット。プログラミングでON/OFF制御はできません。 ② 赤外線LEDモジュール(商品ページ) 自分でプログラミングして、ON/OFFを制御します。 |
どちらの商品も、38kHzに変調して(*)発光しています。変調することで、受信するときに太陽など自然光に含まれる赤外線の影響を受けにくくします。また、Wi-Fiなど身の回りにある他の電子機器から出される電波の影響もうけにくくなります。
38kHzに変調するというのは、38kHzでオン・オフすることです。つまり、1秒間に38,000回オン・オフをくりかえして光ることになります。
TVやエアコンなどのリモコンも、38kHzの赤外線が利用されています。
このページでは、スイッチエデュケーション製赤外線LED商品の基本的な使い方を学ぶことができます。
目次
赤外線発光器セット
モジュールのコネクターと電池ボックスのコネクターを接続して
電池ボックスに電池を入れ、電源スイッチをオンにすると、モジュールの赤外線LEDから赤外線が発光します。
発光している間、赤外線LEDの近くにある赤色LEDが点灯します。
赤外線の光は人間の目では見れませんが、左画像のようにカメラを通すと紫色に見える場合があります。スマホのカメラなどを使って見えるかどうか試してみましょう。ただし、カメラによっては赤外線をカットするフィルタが自動で働いていることがあるので見れない場合もあります。
赤外線LEDモジュール
micro:bitとの接続方法
まず、モジュールに付属のコードを接続します。コネクターには向きがあります。コードの色が左画像と同じならびになるように接続します。
次に、コードのコネクターを、ワークショップモジュールまたはコネクターベースに接続して使います。
ワークショップモジュール
・接続の仕方はこちら
・商品ページはこちら
コネクターベース
・接続の仕方はこちら
・商品ページはこちら
プログラミング(MakeCode)
この赤外線LEDモジュールはデジタル出力タイプです。
ツールボックス「高度なブロック」>「入出力端子」の中にある「デジタルで出力する」ブロックを使います。
「端子」はモジュールを接続している micro:bit のピン番号を入力します。
モジュールのスイッチを「INVERT」にするか「NORMAL」にするかで、プログラムが変わります。
※左画像では、スイッチは「NORMAL」になっています。
「NORMAL」の場合、デジタル出力「1」のときに赤外線を発光します。
「INVERT」にすると、デジタル出力「0」のときに赤外線を発光します。
こちらのプログラムをmicro:bitにダウンロードして、ボタンAボタンBを押してみましょう。スイッチの状態によって、赤外線LEDの近くにある赤色LEDがどのように点灯するか確認してみましょう。
プログラムURL:https://makecode.microbit.org/_ArpezTDLMMMm
※こちら画面のプログラムをMakeCodeで開く方法はチュートリアルを確認してください。