プログラミングの基本

できること:MakeCodeにおけるブロックプログラムの基本を学ぶ



かたまりは、決まったタイミングで実行される


例えば、左のプログラムは4つのかたまりに分かれていますが、それぞれのかたまりは、ある決まったタイミングで実行されます。




ブロックは上から実行される


複数のブロックがつながっているとき、ブロックは上から順番に実行されます。




「最初だけ」「ずっと」ブロック

プロジェクトを開始すると、ワークスペースには「最初だけ」「ずっと」ブロックがあります。
この2つのブロックについて学びましょう。


「最初だけ」「ずっと」ブロックは、ツールボックス「基本」の中にあります。



まずは、このプログラムを作って動かしてみましょう。


プログラムの作り方


ツールボックス「基本」の中にある「数を表示」ブロックをドラッグ&ドロップして



「最初だけ」ブロックに入れます。



「最初だけ」ブロックの中にある「数を表示」ブロックの上で右クリック(タブレットの場合は長押し)して、「複製する」をクリックしてください。



すると、「数を表示する」ブロックをコピーできたので



「ずっと」ブロックの中に入れて



数字「0」の部分を選んで、キーボードで「1」と入力してください。※半角で入力してください。



「数を表示する」ブロックのコピー&数字を変更して、プログラムを完成させてください。



プログラムが完成したら、micro:bitにダウンロードして表示を確認してみてください。
「0 → 1 → 2 → 3 → 1 → 2 → 3 → 1…」と、「0」は最初の1回だけ表示され、あとは「1 → 2 → 3 →」が繰り返し表示されるはずです。
※もう一度、最初から動きを確認したい場合は、micro:bitのリセットボタンを押しましょう。


ブロックの説明


「最初だけ」ブロックの中にあるブロックは、micro:bitの電源がONになったとき、または、リセットボタンが押されたとき、最初の1回だけ実行されます。



「ずっと」ブロックの中にあるブロックは、一番最後のブロックを実行した次は、一番上のブロックに戻り、くりかえし上から順番に実行します。これを、永遠にくりかえします。


灰色のブロックは実行されない


灰色になっているブロックは無効です。実行されません。



例えば、「最初だけ」ブロックは最初の1回だけ実行されるかたまりなので、ワークスペースに複数ある場合、任意のどれか以外は灰色になります。