コンパスの機能を使って、北を教えてくれるボードを作ろう
できること:micro:bitの頭が北を向いたときだけ「N」と表示する
プログラムを作ろう
ホーム画面にアクセスし、「+新しいプロジェクト」をクリック、「compass」と入力して「作成」ボタンを押してください。
ツールボックス「論理」の中の「もし 真 なら/でなければ」ブロックを「ずっと」ブロックの中につなげます。
「論理」の「 または 」ブロックを「もし 真 なら/でなければ」ブロックの「真」に入れます。
「 または 」ブロックの左側に、「論理」の「0 < 0」ブロックを入れます。
「0 < 0」ブロックの左側の「0」に「入力」の「方角(°)」ブロックを、右側の「0」は「45」に変更します。
micro:bitでは方角を1周360°(0°〜359°)で表し、0°が北と決まっています。今回は少し幅を持たせて、0°から45°または315°から359°を北ということにしました。
「 または 」ブロックの右側に「論理」の「0 < 0」ブロックを入れ、「<」をクリックし「>」を選びます。
「0 < 0」ブロックの左側の「0」に「入力」の「方角(°)」ブロックを、右側の「0」は「315」に変更します。
左図のように、「基本」の「文字列を表示」ブロックと「表示を消す」ブロックをつなげ、"Hello!“を"N"に変更したら完成です。
シミュレーターで確認してみよう
エディターのシミュレーターを見ると、micro:bitの顔マークが矢印のような形になっているはずです。
矢印を回すと「90°」の数字が変化します。この数字が「0°から45°または315°から359°」のとき、LEDが「N」と光ります。
その他の数字のときは光りません。
micro:bitで動かしてみよう
micro:bitにプログラムをダウンロードしましょう。
いつもならこれでプログラムが実行されますが、コンパスを使う場合はちょっと違います。以下のポイントを確認してください。
ポイント
コンパスを使うプログラムをmicro:bitに書き込んでも、すぐには実行されません。micro:bitにも準備が必要なのです。以下の手順に従って、micro:bitの準備をお手伝いしましょう。
コンパスを使うプログラムを書き込んだ直後は、LEDに「TILT TO FILL SCREEN」と文字が流れます。その後、LED がいくつか光ります。micro:bitを傾けたり回したりして全てのLEDを光らせましょう。
すべてのLEDを光らせ下の写真のようなニコニコマークがでると準備万端です。書き込んだコンパスのプログラムが実行されます。
使い方
- micro:bitの表面(顔のマークがある面)を上に向けたまま、クルクル回してみましょう。
- USBケーブルをさしている側が北をむいた時に「N」と表示します。